Whole Truth Rolfing の日記
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側頭骨とめまい
2015.03.20
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大阪難波でロルフィング®というボディーワークをしています藤原裕一郎です。
今日は、頭蓋骨の歪みと「めまい」についてお話します。
「眩暈(めまい)」に苦しむ高齢者の方がクライアントとして来られることが多いのですが、
よくある訴えが夜中トイレに起きた時、立ち上がった際にふらついて転びそうになる、、、視界がグルグル回って
歩けないとか、、、
他人からは何が起きているかわからないというのもあって本人はかなり辛いようです。
一般的に言われている原因は、耳の中にありバランスを司る三半規管の異常によって起きるとされています。
頭部が回転した時に三半規管も回転し、三半規管の内側(膜半規管)にあるリンパ液が流れることで前庭
神経(内耳神経)が刺激され脳に今身体が回転しているよーという入力を送ることで我々は身体が回転した
時にバランスをとることができます。
しかし、この三半規管が身体は回転していないのに、三半規管が勝手に動いてしまうと、実際の安定した状
態と脳が察知する回転の感覚に誤差が生じて眩暈(めまい)が生じます。
この三半規管とすごく関係性が強いのが、側頭骨です。
上図のboneって書いてあるところが側頭骨ですが、三半規管と隣接しているのが見てとれます。
この骨が歪んでいたりすると三半規管も歪んでしまったり、正しいポジションにいれなかったりします。
側頭骨にある内耳孔から出る内耳神経も関係してます。
以前、このブログで書いた頭蓋仙骨療法のお話でもありましたが、頭蓋骨は1つずつ動くの左右の側頭骨
の動きを感じると眩暈のある方は左右の動きがかなりズレていたりします。
この動きを改善してあげるのも眩暈の症状が緩解したりすることがあります。
厳密にいうと、側頭骨の隣にある蝶形骨の歪みも影響しているのでそこもアプローチしないといけないだろう
し、それを起こしている身体の多部位の原因もアプローチすることが必要かもしれませんが、とりあえず
今日はここまで。
眩暈のある方は頭蓋骨の歪み、それを生み出している姿勢の歪みが原因だったりするかもしれません。
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