Whole Truth Rolfing の日記
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セッション4の目的
2015.03.12
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大阪難波でロルフィング®というボディーワークをしている藤原裕一郎です。
今日はセッション4についてのお話を。
第3セッションまでは表層へのアプローチを目的とするのに対して4番目はコアセッションのはじまりです。
ピラティスや理学療法の世界でいうコアの定義は、骨盤底筋と横隔膜、腹横筋・多裂筋で構成されるお腹に
あるスペースのことを示すことが多いと思います。
ここでいうコアはさらにお尻の穴から大腸など内臓空間を含み、胸腔、そして口、あとは頭蓋内のスペース
もコアと定義されます。(下図参照)
セッション4だけで全てのコアを網羅することは難しいと考えられるので、まずはコアのサポートを再構成し
ます。それは、表層セッションの2で足のサポートを再構成したのと同じような意図かと思われます。
コアの入れ底である骨盤のバランスをとるみたいな感じかと。
カメラ(コア)を支える三脚を整えるみたいな・・・その三脚で重要なのが内転筋や内側ハムストリングス、骨
盤底筋群。
これらが硬くなってくると歩行時に内転筋とハムストリングスの作用がゴチャゴチャになって各々の働きがし
にくくなってしまうのも考えられます。
とにかくこの辺りにアクセスすることで骨盤のバランスを整えます。
内転筋が緩むと、股関節の伸展が出やすくなるので次の5番目のセッションで行う大腰筋へのアクセス入
口にもなるので凄く大事です。
フィジカルな点でいうと、内転筋が硬くなり過ぎると膝痛とかにも影響している人がいます。
感情面でいうと、怒りとかストレスをため込んだりしやすい場所でもあると言われています。
男性なんかは常にお尻や内モモに力を入れている人が多い傾向にあるし、ピラティスしている人も骨盤底
筋や内転筋の閉め過ぎで固くなってる人がいたり・・・
上図にある恥骨尾骨筋が硬くなりすぎると骨盤(仙骨)を後傾させてしまう可能性も考えられるわけです。
仙骨は背骨の土台でもあるし、ここのバランスが崩れると頭とか首の位置にも影響しそうですよね。
ピラティス・ヨガなどをしている人には必見のセッションかもしれません。新しい発見があるかもです!!
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筋膜マッサージ(30分) 3000円
●連絡先: Tel: 090-8530-8673
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