Whole Truth Rolfing の日記
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ロルフィング セッション6の説明
2015.03.20
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大阪難波でロルフィング®というボディーワークをしている藤原裕一郎です。
今日はセッション6についてのお話を。
セッション6は身体の背側(脚から胴体)をアプローチします。
背側で大事なのは仙骨という骨盤の間にある骨。
仙骨は、背骨の一番下にある土台でもあり、骨盤帯として下肢からの床反力を分散させるための役割もあります。
背骨自体のアライメント・バランスをとるのも重要だし、下肢から仙骨へ影響を与えるであろう部位を整えることも大事。
下肢から仙骨へ影響を与える筋でポイントとなるのは大腿二頭筋・腸脛靭帯・大殿筋。
大腿二頭筋は、インナーユニットと呼ばれピラティスでいうところのコアである多裂筋や腹横筋と連結があります。
大腿二頭筋が内側にある半腱様筋・半膜様筋と癒着してそれぞれの機能が果たせなくなると、大腿二頭筋
からの力の伝達を仙骨にうまく伝えることが出来なくなりピラティスでいうコアをうまく使うことができません。
走りを早くするためにただがむしゃらにハムストリングスを鍛えたりするよりもまずこれらの筋肉を分離させ
ることが非常に重要になります。
腸脛靭帯に関しては、大殿筋と連結し反対側の広背筋へと力の伝達が起きていきます。これにより歩行
時、右足が地面に接地した際に仙腸関節を安定させるため右腸脛靭帯・大殿筋が収縮し、仙骨を通り左広
背筋腕が活動し左腕をを後ろに振り出し始めるという下肢と上肢の対側運動を可能にします。
腸脛靭帯は、外側広筋と癒着しやすいので先ほどのハムストリングスと同じようにそれぞれの機能を果た
せなくなることで大殿筋まで力が伝達しなくなり仙腸関節が不安定になってしまう可能性がある。
この状態でずっと走ってたら毎回仙腸関節が不安定になる力がかかり腰が痛くなる。
足部からの仙骨への力の伝達、頭部(脊柱)からの仙骨への力の伝達(重力との調和)の2つを考慮に入
れて行うのが個人的には凄く難しい。 けど、奥が深いと感じるセッション6。
簡単に言えば、うつ伏せで受ける施術!(笑) 一般の方が思うマッサージでよくするポジション。
ロルフィングではセッション6で初めてうつ伏せになる。(基本的には・・・人によっては違うけど、そこまでうつ
伏せにしない施術であることは確かです・・・)
6時間目で初めてうつ伏せに!! 5時間待った甲斐があるかもです!(笑)
●メニュー: ロルフィング1セッション(1時間) 1万円
期間限定初回のみ 5000円
筋膜マッサージ(30分) 3000円
頭蓋仙骨療法(60分) 8000円
●連絡先: Tel: 090-8530-8673
email: yuichiro.fujiwara0610@gmail.com
HP: Whole Truth | Rolfing® Structural Integration
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●場所: 大阪市浪速区幸町1-2-9-904号室
(JR難波駅、湊町リバープレイス近く)